校長あいさつ
本校校長4年目を務めます「永山 誉(ながやま ほまれ)」です。本年も、どうぞよろしくお願いいします。
令和5年度本校は、162名の新入生を迎え、児童数1,079名(昨年4月比+4名)、特別支援学級2学級、通常学級31学級、併せて「きこえとことばの教室」(通級指導教室)6教室でスタートしました。本年度も高砂小学校の教職員一同、子どもたちの健やかな成長のため、一人ひとりを大切にした充実した教育活動の展開に努めてまいります。保護者の皆様、そして地域の皆様の本校教育への変わらぬ御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げます
さて、本校は、明治4年3月1日、玉蔵院において「浦和郷学校」として開校し、今年は開校153年目を迎えました。本校の150年を振り返りますと、浦和郷学校として開校後、師範学校附属小学校、尋常小学校、高等尋常小学校、国民学校などの役割を経て、昭和22年4月1日、現在の「高砂小学校」の名称となりました。現在の校歌の中に「浦和のさかえに 歴史をほこる われらの高砂小学校」という一節があります。まさに、長い歴史を経て現在に至る歴史の重みを感じる一節です。本校は、この150年という長い歴史の中、地域の方々に支えられながら、地域とともに発展してきました。令和5年度は、いよいよポストコロナの時代に向けて歩みを始める年度となります。基本的な感染症対策を講じながら、いわゆるコロナ前の活動状況に工夫改善しながら近づけていきます。
令和5年度、本校では、「たくましく かしこく さわやかに ―個(こ)の確立と公(こう)の発展をめざす子の育成―」を学校教育目標とし、次のような「職場訓」「校訓」「教師像」を大切にして、「つなぎ いかすをテーマ」に特に重点とする事項を設定し、取り組んでまいります。
〈職場訓〉『共働共励、共に育つ』の精神を基に、自分の家族を通わせたい学校をつくる。
〈校 訓〉「明るく 仲よく 進んで」
〈教師像〉「教育は『愛』を胸に実践する教職員」
【令和5年度の主な重点事項】 「つなぎ いかすをテーマに」
(1)主体的・対話的で深い学びの実現のために
・タブレット端末の効果的な活用と学びの改革 ・各種調査の分析に基づく授業改善
・さいたまSTEAMS教育の推進 他
(2)心と体の成長に向けた安心安全な学校づくりのために
・いじめ防止対策の推進 ・人権教育と道徳教育の推進 ・心のサポート体制の充実
・体力向上と健康に関する実践力の育成 他
(3)教職員組織の充実のために
・学校課題研究を核とした学校運営の充実 ・働き方改革の推進(心の余裕の生まれる職場づくり)
・児童理解及び生徒指導体制の充実 ・経験豊かな教師の指導技術、経験値の継承 他
(4)地域との連携・協働の充実のために
・高砂小コミスク推進プランに基づく学校運営 ・ICTを活用した学校からの情報発信 他